27日、阪神競馬場11Rで行われた第62回宝塚記念(GⅠ)は、好位でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の1番人気クロノジェネシス(5、JRA栗東斉藤崇史厩舎)が、直線で前を交わして抜け出し、逃げてしぶとさを見せた坂井瑠星騎手騎乗の7番人気ユニコーンライオン(5、JRA栗東矢作芳人厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝しました。勝ちタイムは2分10秒9(良)でした。

さらにクビ差の3着に川田将雅騎手騎乗の2番人気レイパパレ(4、JRA栗東高野友和厩舎)が入りました。なお、戸崎圭太騎手騎乗の3番人気カレンブーケドール(5、JRA美浦国枝栄厩舎)は4着、福永祐一騎手騎乗の5番人気キセキ(7、JRA栗東辻野泰之厩舎)は5着、池添謙一騎手騎乗の6番人気モズベッロ(5、JRA栗東森田直行厩舎)は8着、武豊(たけゆたか)騎手騎乗の4番人気アリストテレス(4、JRA栗東音無秀孝厩舎)は9着に終わっています。

勝ったクロノジェネシスは、父バゴ、母クロノロジスト、その父クロフネという血統です。ファン投票1位、単勝オッズ1.8倍の支持に見事応え、ゴールドシップ以来史上2頭目となる宝塚記念連覇を達成。昨年末の有馬記念と合わせて、牝馬としては史上初となるグランプリ3連覇を果たしました(牡馬を含めるとスピードシンボリグラスワンダーについで史上3頭目)。
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