30日、東京競馬場11Rで行われた第88回東京優駿(日本ダービー)(GⅠ)は、中団でレースを進めた福永祐一騎手騎乗の4番人気シャフリヤール(3、JRA栗東藤原英昭厩舎)が、直線で狭いところをこじ開けて進路を確保。先に抜け出していた横山武史騎手騎乗の1番人気エフフォーリア(3、JRA美浦鹿戸雄一厩舎)に内から並びかけて競り合い、これをハナ差下して優勝しました。勝ちタイムは2分22秒5(良)でした。

2着エフフォーリアから1.1/4馬身差の3着も3頭の接戦となりましたが、吉田隼人騎手騎乗の9番人気ステラヴェローチェ(3、JRA栗東須貝尚介厩舎)に軍配が上がっています。4着は戸崎圭太騎手騎乗の3番人気グレートマジシャン(3、JRA美浦宮田敬介厩舎)、5着はC.ルメール騎手騎乗の2番人気サトノレイナス3、JRA美浦国枝栄厩舎)でした。なお、武豊(たけゆたか)騎手騎乗の7番人気ディープモンスター(3、JRA栗東池江泰寿厩舎)は16着、M.デムーロ騎手騎乗の11番人気アドマイヤハダル(3、JRA栗東大久保龍志厩舎)はドンベ(最下位)の17着に終わっています。

勝ったシャフリヤールは、父ディープインパクト、母ドバイマジェスティ、その父Essence of Dubaiという血統です。前走の毎日杯を勝ったあとは中山皐月賞に向かわずダービーに狙いを定め、ここまで無敗のエフフォーリアを見事に破って2018年(平成30年)生まれのサラブレッド7398頭の頂点に立ちました。鞍上の福永祐一騎手は昨年のコントレイルに続くダービー連覇(史上3人目)となりました。
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